あの頃はまだ幼くて
あなたの隠れた優しさに
気づくこともできずに
きっとたくさん傷つけたよね

どうにでもなれと
壁を殴った拳からは
透き通った紅色の血が流れ
わたしに"生きている"と訴えていたよ

伝えたい言葉 声にならず
音もたてずに消えていく

弱くて 臆病で
すべて忘れたかった
息ができなくなるくらい思い切り走った

でも 痛い

それはきっと

ツミビトの証


































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